本の梱包方法と送り方|メルカリ・フリマアプリにもお役立ち!書籍や本の梱包&発送のコツ
本や書籍の配送においては、傷つけずに美しい状態で相手先に届けることが大切。表紙やページが折れていたり汚れていたりすると、クレームや低評価につながってしまいます。
さらに紙製品の特性上、配送時の水濡れには十分注意が必要です。
ここでは、本・書籍を梱包する際の手順を分かりやすく解説。受け取り手に満足してもらうために注意したい梱包・発送時のポイントについてご紹介します。
目次
本・書籍を梱包する方法
準備するもの:OPP袋、プチプチ※(気泡緩衝材)、クラフト封筒、OPPテープ |
クラフト封筒の代わりにクッション封筒を準備すると、プチプチの準備が不要になります。
封筒には他にも、宅配ビニール封筒やダンボール製のメール便ケースという選択肢があります。
クラフト封筒以外の封筒には封かんテープが付属しているものも多いので、OPPテープは不要です。
OPPテープはガムテープや布テープでも代用できますが、ガムテープは粘着力がやや弱いのでご注意ください。
※「プチプチ」は通称として一般的に使われていますが、川上産業株式会社が商標登録している気泡緩衝材です。メーカーによっては「エアーキャップ」や「エアークッション」、「エアセルマット」「エアーシート」などと呼ばれている場合もあります。
STEP:1 OPP袋に入れる
本・書籍を透明なOPP袋に入れます。家庭にあるビニール袋などでも代用できますが、OPP袋は丈夫で破れにくく、テープをはがしやすいのが特徴なので、水濡れに弱い本・書籍を保護する役割があります。
透明度の高いOPP袋はひと目で商品が確認できるうえ、見た目が美しく仕上がります。
丁寧に発送された印象が与えられるので、高評価を得るためにはコストを惜しまずひと手間かけたいポイントです。
また希少な本を送る場合など、安全な配送に万全を期したい場合は、ストレッチフィルムを使って本をダンボール台紙に固定する方法もオススメです。
透明OPP袋 テープ付き(フタ付き)封筒
CD、DVD、著類や小物、アクセサリー、洋服などの包装に最適な透明OPP袋です。
抜群の透明感をもつ袋で、パッケージがきれいに見えるため商品価値がアップ!
STEP:2 緩衝材で梱包
プチプチのような緩衝材を使用して、OPP袋の上から梱包します。
配送時に中身が動いて本・書籍の角がつぶれたり、表紙やページが折れたり傷ついたりするのを防ぐのが目的です。
袋状に加工されたプチプチを使用すると、プチプチを切ったり貼ったりする手間が省けます。
STEP:3 封筒やメール便ケースに入れて発送
クラフト封筒やクッション封筒、宅配ビニール封筒、メール便ケースなどに入れて発送します。
クッション封筒を使用すると、STEP:2を省略することが可能です。
宅配ビニール袋は水濡れに強いので、本・書籍の発送にピッタリ。ただし直接宛名を書き込まないほうがよいので、宛名シールがあると便利です。
その他の場合も宛名シールに宛先を印字すると読みやすく、スマートに発送できます。
また、宛名部分をOPPテープで保護すると滲みや破れを防止できます。
メール便ケースは、メール便サイズに対応した小型のダンボール製ケースです。丈夫で型崩れしにくく、より丁寧に届けられた印象を与えられます。
本を送るなら水に強い配ビニール封筒
大量仕入れと即日発送に対応可能!雨に強い宅配ビニール封筒です。
本を傷つけたくないときにオススメのメール便専用のダンボールケース!
ヤマト運輸の「ネコポス」サービスに対応したサイズの梱包材です。
送料をおさえつつ、あんぜんに本を送れます。
・厚みのある本や複数冊をまとめて送る場合
準備するもの:ストレッチフィルム、プチプチ、ダンボール、OPPテープ |
複数冊の本を送る場合は、ストレッチフィルムで束ねるのがオススメです。ラップでも代用できますが、ストレッチフィルムのほうが格段に美しく仕上がります。
外装資材はダンボールの他に、大きめの紙袋を利用することも可能です。自宅にある紙袋で構いませんが、汚れや破れなどがあると評価を下げることがあるので注意しましょう。
外装に封をする際はガムテープを使用することもできますが、ガムテープは粘着力が弱く、重ね貼りできないのがデメリット。OPPテープや布テープのほうがしっかり留められます。
STEP:1 ストレッチフィルムで束ねる
ストレッチフィルムはフィルム自体に粘着力はありませんが、フィルム同士が接着するので複数の本をぐるぐる巻きにして束ねることができます。
配送時に本同士がこすれて傷ついたり折れたりすることを防ぐほか、水濡れやホコリ、汚れから保護することが可能です。
複数冊を束ねることで、STEP:1以降の梱包作業も楽になります。
またしっかり梱包できる一方で、受け取り側が簡単に開封することができるのもメリットのひとつです。
STEP:2 緩衝材で梱包
プチプチなどの緩衝材で、ストレッチフィルムの上から梱包します。
本・書籍の角を保護することができることに加え、丁寧に発送された印象を与えられます。
本全体を包むと厚みが増して配送料金が高くなってしまう場合は、緩衝材を小さくカットして角だけでも保護しておくのがオススメです。
紙製品は水濡れ厳禁です。一度濡れてしまうと元には戻らずクレームや低評価の原因となる恐れがあり、プチプチは配送時の水濡れから保護する目的も兼ねています。
STEP:3 ダンボールに入れて発送
複数冊の本や厚みのある本は封筒に入れて送るのは難しいので、適したサイズのダンボールに入れて発送しましょう。
上に荷物が積まれたときに本が歪むのを防ぐため、平置きで入れるのがコツです。
可能ならダンボールの底に緩衝材を敷き、本の周りや上部にも隙間埋めのために緩衝材を詰めましょう。
ダンボールの底部分には負荷がかかるため、テープを十字に貼るなどしてしっかり補強します。上部は普通に封をするのみで十分です。
いずれのテープも、粘着力の強いOPPテープや布テープなどを使います。
宅配便にオススメのダンボール!
販用宅配便60サイズで発送可能な、みかん箱形式の段ボール箱です。営業日即日出荷OK!
お急ぎの場合もご利用ください。
本を梱包・発送するときの注意
水濡れ対策はしっかり!
水濡れ対策として基本的には本をOPP袋で包み、そのうえでプチプチなどの緩衝材を使って梱包します。
1~2冊の少数の本を送る場合は、宅配ビニール封筒などビニール製の封筒を使用するとさらに安心です。
本が傷まないような梱包を心がける
折れや破れを防ぐためには、本を固定するように梱包することが大切です。
ストレッチフィルムで固定したり、緩衝材で隙間埋めをしたりすると配送中も中身が動きません。
本の角部分がつぶれないよう特に注意を払い、プチプチなどで保護します。
本を梱包する際のポイント
ダンボールなどは大きければ大きいほど配送料金が高くなります。
配送コストを抑えるためにはできるだけジャストサイズの梱包を心がけましょう。
少数の本を送る場合はお得な発送方法を利用できる場合があります。サイズや厚み、重さに制限があるので、利用できるかどうかチェックしてみてください。
<お得な発送方法>
【ヤマト運輸】
・クロネコDM便
・ネコポス
【佐川急便】
・飛脚メール便
・飛脚ゆうメール便
【日本郵便】
・ゆうメール
・クリックポスト
・ゆうパケット