メール便とは?佐川やヤマトでも使える?日数・料金・メリット・デメリットを徹底比較|梱包材の専門店【コンポス】のコラム
目次
メール便とは
メール便は比較的安価に送れる配送方法です。本、雑誌、CDなど、小さくて厚みのない商品を送るのに向いています。大手3社で提供されているので、シーンに応じて使い勝手の良いタイプのメール便を利用しましょう。
メール便サービスを提供している主な3社
ヤマト運輸
【クロネコDM便】
サイズ | 3辺合計が60cm以内(長辺34cm以内)、厚み2cm以内、重さ1kg以内 |
料金 | 顧客ごとに設定/上限167円(税込) |
到着にかかる日数 | 翌々日(400km以内)~4日(400km以上) |
発送方法 | 集荷依頼or営業所持ち込み |
その他 | 事前契約が必要。追跡可。 カタログやパンフレット、チラシを全国へ送ることができる投函サービス。 通販販売品、オークション品など売買がからんだ商品、受取人の希望で送付するサンプルや試供品での利用不可。 |
【ネコポス】
サイズ | 長辺23~31.2cm、短辺11.5~22.8cm、厚み2.5cm以内、重さ1kg以内 |
料金 | 顧客ごとor取引サイトごとに設定/上限385円(税込) |
到着にかかる日数 | 最短で翌日 |
発送方法 | 営業所持ち込み。特定のフリマ・オークションサイトの利用者のみ、ファミリーマートorセブンイレブンに持ち込み可。 |
その他 | 事前契約が必要。特定のフリマ・オークションサイトの利用者は利用可。追跡可。 |
佐川急便
【飛脚メール便】
サイズ | 3辺合計70cm以内(長辺40cm以内)、厚み2cm以内、重さ1kg以内 |
料金 | 顧客ごとor取引サイトごとに設定/上限385円(税込) |
到着にかかる日数 | 3~4日 |
発送方法 | 集荷依頼or営業所持ち込み |
その他 | 法人→法人への配送のみ。事前契約及び専用ラベルが必要。 営業所にて追跡可。 |
【飛脚ゆうメール便】
サイズ | 34×25cm以内、厚み3cm以内、重さ3kg以内 |
料金 | [200g]115円(税込) [500g]168円(税込) [1kg]299円(税込) [2kg]330円(税込) [3kg]456円(税込) |
到着にかかる日数 | 郵便局へ差出後5日程度 |
発送方法 | 集荷依頼or営業所持ち込み。佐川急便が荷物を預かり郵便局が配達。 |
その他 | 法人→個人への配送のみ。事前契約が必要。 |
日本郵便
【ゆうメール】
サイズ | 長辺34cm、短辺25cm以内、厚み3cm以内、重さ1kg以内 |
料金 | [150g]180円(税込) [250g]215円(税込) [500g]310円(税込) [1kg]360円(税込) |
到着にかかる日数 | 翌日~6日 |
発送方法 | ポストに投函or郵便局窓口持ち込み |
その他 | 封筒の外装に「ゆうメール」と記載が必要。内容物が確認できるように以下のいずれかの措置が必要。 (1)封筒表面に無色透明の部分を設ける。 (2)封筒の角を一部切り取る。 (3)内容物の見本または、封をする前の荷物を郵便局窓口で提示する。 |
【クリックポスト】
サイズ | 長辺:14~34cm、短辺:9~25cm、厚さ:3cm以内 重量:1kg以内 |
料金 | 全国一律185円(税込) |
到着にかかる日数 | 翌日~3日 |
発送方法 | ポストに投函or郵便局窓口持ち込み |
その他 | (1)Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントを取得 ※いずれのアカウントも無料で取得できます。 (2)クリックポストの利用者登録をし、宛先と荷物情報を入力してクレジット決済を行う。 (3)荷物のラベルを印刷し、荷物に貼り付ける。 (4)郵便ポストに投函(窓口への持ち込みも可能) |
【ゆうパケット】
サイズ | 長辺+短辺+厚さの合計が60cm以内 かつ長辺の長さが34cm以内であること |
料金 | 厚さ1cm以内 = 250円(税込) 厚さ2cm以内 = 310円(税込) 厚さ3cm以内 = 360円(税込) |
到着にかかる日数 | おおむね差出日の翌日~翌々日 |
発送方法 | ポストに投函or郵便局窓口持ち込み |
その他 | (1)郵便局窓口で専用あて名シールを受け取る (2)専用あて名シールに必要事項を記入 (3)郵便局窓口への差し出し、もしくは郵便ポストに投函。 |
メール便のメリット・デメリット
メリット
・届け先のポストに配達
対面配達ではないため、受け取り手に負担がかかりません。不在時でもポストに荷物が届けられます。
・配送料金が安い
一部の地域を除き、全国一律の配送料です。距離による料金の違いを気にせず配送できます。また他の配送方法よりも、配送料が比較的安く設定されています。
・追跡サービスがある
ヤマト運輸のクロネコDM便とネコポス、佐川急便の飛脚メール便には、追跡サービスがあります。荷物の配送状況を確認したいときに便利です。
デメリット
・補償が付いていない
万一破損が生じたり紛失したりした場合の補償が付いていません。高価な商品を送る場合には他の配送方法を選びましょう。
・送れる物に制限がある
すべてのメール便は信書や現金を送ることができません。また、クロネコDM便は売買がからんだ商品の配送ができません。その他、サイズにも制限があるため注意が必要です。
・日時指定不可
配達日やお届け時間の指定はできません。
少しのサイズアウトでメール便が使えないときの発送方法
送りたい商品がギリギリメール便に入らないとき、できるだけ安価に送るにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、メール便の規定サイズより少し大きな商品のオススメ配送方法をご提案します。
宅配便コンパクト
ヤマト運輸が取り扱っているサービスです。事前にヤマト運輸との契約が必要。届け先までの距離によって配送料が算出されますが、普通の宅配便より安価に送れます。
配送可能なサイズは、3辺の合計が60cm以内に収まる商品です。専用ボックス70円(税込)に入れて発送しなければなりません。ヤマト運輸に集荷を依頼することも可能です。追跡・補償サービスが利用できるので、高価な商品や貴重品の配送にも向いています。
定形外郵便
郵便局の定形外郵便のうちの「規格外」が利用できます。円筒形など特例サイズが設けられているのが特徴。ポストに投函できるサイズであれば、ポスト投函が可能です。
適応サイズは3辺合計が90cm以内(長辺60cm以内)、重さが4kg以内。取り扱い最小サイズが定められており、筒タイプの場合が3×14cm、それ以外の物は14×9cmです。配送料は重さに応じて細かく決められており、200~1350円(税込)となります。
メール便に適した梱包材を選ぶ
安価で手軽に送れるメール便ですが、保障がないのがデメリットのひとつです。大事な荷物を送るときには、配送時の衝撃から保護できるような梱包材を選択しましょう。クッション封筒や、メール便専用ダンボールなどの使用がオススメです。
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