梱包時の隙間埋めにおすすめのアイテム9選!梱包のコツも紹介
「梱包するときの隙間埋めって、何を使うといいの?壊れないよう相手に送りたいな」
「荷物を梱包してみたけどなんだか隙間が多いなあ…何かでしっかり埋めたほうがいいよね?隙間埋めのコツとかってあるんだろうか」
家族への贈り物やフリマアプリで商品が売れたときなど、荷物を送るときに梱包していると、どうしても隙間ができてしまうことはあるでしょう。
荷物の破損やキズなどのリスクが高まるので、隙間を埋める作業は必須ですが、何を使えばいいのかわからない方も多いですよね。
そこで本記事では、荷物を梱包するときの隙間埋めに使えるアイテムを9選紹介します。
隙間埋めに最適なアイテムを梱包のコツとともにご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
目次
梱包時の隙間埋めにおすすめのアイテム9選
梱包時の隙間埋めにおすすめのアイテムは、以下9つです。
・新聞紙・チラシ
・紙パッキン(ペーパークッション)
・エアークッション
・プチプチ(エアキャップ・気泡緩衝材)
・バラ緩衝材
・クラフト紙・更紙
・ミラーマット
・ビニール袋
・タオル
梱包時の隙間埋めでは、基本的に新聞紙やビニール袋など、自宅にあるものを使えます。
ただし、メルカリやネットショップを利用する場合の受け取り側の心象としては、代用品を避けてエアークッションやクラフト紙・更紙など、市販の緩衝材を使うことがおすすめです。
ここからは、一つひとつ詳細を見ていきましょう。
新聞紙・チラシ
丸めて使用すると、新聞紙やチラシは梱包時の隙間埋めに使えます。
このときぎゅっと固くしてしまうと、緩衝材の役割が薄れてしまうので、軽くふんわり丸めることがポイントです。
また注意点として、新聞紙やチラシには耐水性がありません。
雨や雪などで濡れてしまうと、衝撃から荷物を守れないだけでなく、インクが付いてしまう恐れがあります。
隙間埋めに新聞紙やチラシを使用するときは、荷物自体も緩衝材でしっかり梱包したうえで、ビニール袋に入れるといった水濡れ対策をしましょう。
紙パッキン(ペーパークッション)
ペーパークッションとも呼ばれる紙パッキンは、ギフトの箱詰めによく用いられる、細長くカットされた紙を使用した緩衝材です。
細かな紙なので荷物の形状に合わせて隙間を埋められ、カラーバリエーションが豊富なことから、華やかさや温かみをもたせて梱包できます。
ただし、紙パッキンのクッション性は弱めなので、重いものや壊れやすいものへの使用は避けたほうが無難です。
基本的には荷物を動きにくくする目的の隙間埋めに使い、より緩衝性能を高めたいときは紙パッキンを多く使って重ねましょう。
エアークッション
ビニール袋の中に空気を詰めた緩衝材が、エアークッションです。
クッション性が高く、強い衝撃からも荷物を守ってくれるため、壊れやすいものを送るときに向いています。
幅4~5cmの小さなエアークッションもあれば、20cm近くの大きなものもあり、幅広いサイズから選べます。
複数個がつながって販売されているので、必要な長さにカットして隙間埋めに使用しましょう。
プチプチ(エアキャップ・気泡緩衝材)
※プチプチは川上産業株式会社の登録商標です。
プチプチはポリエチレン製の緩衝材で、数多くの空気を含んだ突起で荷物を衝撃から守ります。
梱包時の隙間埋めに使うときは折りたたんだり、筒状に丸めたりして使いましょう。
また、プチプチは荷物自体に巻いてキズや破損を防ぐこともでき、カットすれば大きさの調整も簡単です。
緩衝材としての用途が幅広く、防水性も高いので、頻繁に梱包作業をおこなう方なら持っていて損はないでしょう。
バラ緩衝材
ウレタンやポリプロピレン製のバラ緩衝材はその名の通りバラバラの緩衝材で、袋に入った状態で販売されています。
変形しても元に戻るほど高いクッション性をもち、細かな隙間にまでしっかり入り込むので、梱包時の隙間埋めにぴったりです。
ただしバラ緩衝材は1度袋から出してしまえば散らかりやすい点には、注意が必要です。
隙間が多いほど大量のバラ緩衝剤を入れなければならず、つぶしてもコンパクトになりにくいことから、受け取り側も処分に困ります。
隙間の大きさを考慮して、場合によってはほかの緩衝材とも組み合わせた使用方法を検討しましょう。
クラフト紙・更紙
クラフト紙や更紙は紙の素材で「新聞紙・チラシ」と同様に、やさしく丸めてくしゃくしゃにすると、隙間埋めの緩衝材として利用できます。
紙製なのでプラスチック製の緩衝材と比べて場所を取らず、保管場所には困りにくいでしょう。
また使用後はリサイクルできるため、環境にも優しい緩衝材です。
ミラーマット
ミラーマットは茶碗やコップなどの割れものを包むときによく用いられる、発泡ポリエチレン製の緩衝材です。
隙間埋めに使うときは、丸めたり重ねたりして使いましょう。
防水性に優れており、表面の保護性も高いのでミラーマットが商品をしっかり守ってくれ、キズ付けずに発送できます。
ただし約1mm程度と厚さが薄いため、多くの隙間があると大量のミラーマットを使用することとなり、コストがかかります。
そのためミラーマットは、小さな隙間を埋めるときの選択肢として考えておきましょう。
ビニール袋
「エアークッション」のようにビニール袋の中に空気を入れると、緩衝材として利用できます。
大きすぎるビニール袋は隙間埋めの緩衝材として使いづらいので、小さいサイズを選び、複数個詰めていくといいでしょう。
発送中に空気が漏れて緩衝性能が落ちないよう、袋の口をしっかり止めておくことが大切です。
タオル
親しい知人や家族なら、タオルを隙間埋めの緩衝材として梱包時に使用する考えもあります。
ただし、未使用であることが必須条件です。
使い古しているタオルは緩衝性能が劣りますし、何より送られたほうがいい気持ちをしません。
タオルを隙間埋めのアイテムとして利用するときは新品であり、なおかつ親しい知人や家族へ送るときにしましょう。
梱包時の隙間埋めを成功させるコツ
梱包時の隙間埋めを成功させるコツは、以下3つです。
・段ボールの大きさを可能な限り荷物に合わせる
・隙間埋めに使うアイテムを荷物ごとに変える
・梱包用ラップも検討する
順番に解説します。
段ボールの大きさを可能な限り荷物に合わせる
梱包時に選ぶ段ボールは、可能な限り荷物に合わせてください。
荷物より大きな段ボールを使用するほど、隙間埋めに多くの緩衝材が必要になるだけでなく、送料も高くなるのでコストがかかります。
また受け取り側も大量の緩衝剤を捨てなければならず、廃棄が大変です。
梱包時は荷物と同程度の大きさの段ボールを選び、最小限の緩衝材で隙間を埋めましょう。
隙間埋めに使うアイテムを荷物ごとに変える
梱包時は、隙間埋めに使うアイテムを荷物ごとに変えて、安全に相手の元へ届くようにしましょう。
たとえば紙の緩衝材は、クッション性がプラスチック製の緩衝材と比較して劣ります。
衣類や靴など壊れない荷物であれば問題ありませんが、ガラス製品に使用すると衝撃を受け止めきれず、発送中に割れてしまうリスクがあります。
そのため荷物自体の梱包もしっかりしたうえで、クッション性の高さを重視しながら荷物に合わせて隙間埋めのアイテムを選びましょう。
梱包用ラップも検討する
梱包用ラップを使うと荷物を動かないよう固定できるので、より破損のリスクを抑えて発送できます。
ネット通販を利用したときに、段ボールや厚紙に商品がぐるぐる巻きにしたラップに包まれて、送られてきた経験がある方もいるでしょう。
緩衝剤を使用していても、箱の中で荷物が動いてしまえば発送中の衝撃でキズついたり、割れてしまったりする可能性があります。
とくに小物の発送時に適しており、段ボールの中で動かないよう梱包用ラップで固定してから周囲の隙間を緩衝材で埋めると、荷物の破損を防ぐうえで効果的です。
梱包時の隙間埋めの材料をお探しならコンポスでお探しください
本記事では、梱包時の隙間埋めにおすすめのアイテムや、コツについてお伝えしました。
隙間埋めに使えるアイテムは紙製やプラスチック製など材質がさまざまで、各緩衝材ごとに特徴が異なります。
受け取り側の心象や送る荷物の壊れやすさなどを考慮しながら、どのような緩衝剤を使用すべきか決めてください。
このとき大量の緩衝材で隙間を埋めることにならないためにも、送る荷物に合わせて段ボール選びをすることも大切です。
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