日本郵便の荷物をリアルタイムで追跡する方法!荷物の種類や追跡できないときの対処法
「郵便局で出した荷物の現在位置が知りたい!」
「追跡サービスが利用できないのはどうして?」
とお困りではありませんか?
日本郵便の追跡サービスには、一定の利用条件があります。そこで今回は、日本郵便の追跡サービスの特徴に加え、利用方法や利用できる荷物の種類、追跡できないときに考えられる原因と対処法まで解説します。ぜひご覧ください。
目次
日本郵便の追跡サービスとは?
日本郵便が行っている追跡サービスとは、差出人が発送した荷物が無事に受取人の下に届けられたかどうか、調べるためのサービスです。追跡を行える期間は、荷物を窓口へ差し出してからおよそ100日間です。国際郵便については、およそ1年追跡することができます。
ただし普通郵便のはがきや手紙など、追跡番号がないものに関しては追跡できません。
またシステムや通信環境により、多少の遅れが生じることは覚えておきましょう。例えば「〇〇郵便局引受」となっていても、すでに配達員が持ち出している可能性もあります。常に荷物の正確な現在位置が表示されるわけではない点に、ご注意ください。
日本郵便の荷物をリアルタイムで追跡する方法
Webサイト
日本郵便の荷物を追跡する方法として、まず日本郵便の専用Webサイトが挙げられます。以下のサイトにアクセスして、「お問い合わせ番号」と書かれている欄に調べたい荷物の番号を入力すれば、現在位置がわかります。
また荷物を複数個、同時に発送した場合には、「連続番号検索」でまとめて追跡することが可能です。お問い合わせ番号の最後の数字が連続していることが条件ですが、一度の検索で100通まで追跡することができます。
参照:日本郵便「連続番号検索」
スマホアプリ
また日本郵便の荷物は、スマホアプリでも追跡可能です。日本郵便の公式アプリでは、お問い合わせ番号を入力することで、荷物の現在位置がわかります。そしてそのまま配達場所や受け取り日時などの変更、再配達の依頼などもアプリで行えます。
アプリは他にも発送料金が割引されたり、ポストの位置が調べられたりと便利な機能が充実しているので、荷物のやり取りが多い方はインストールしておくと良いでしょう。
LINE
加えてLINEでも、荷物の現在位置を調べることが可能です。日本郵便には、「ぽすくま」という公式LINEアカウントがあります。トーク画面で「荷物の追跡・集荷」を選択し、お問い合わせ番号を入力することで、現在位置を知らせてくれます。
普段使っているLINEなら、インストールの手間もいりません。可愛い「ぽすくま」のキャラクターがトーク形式でさまざまな質問に応えてくれるので、わかりやすい点もメリットです。
電話
荷物をリアルタイムで追跡する方法として、電話で確認する方法も挙げられます。毎日8時〜21時の間なら、「お客様サービス相談センター」が対応しています。ただし固定電話と携帯電話では番号が異なったり、電話料金がかかったりしますので注意してください。
・固定電話から 0120-23-28-86(フリーダイヤル)
・携帯電話から 0570-046-666(通話料有料)
・英語受付(For English) 0570-046-111
上記に電話する場合でも、荷物のお問い合わせ番号は必須です。手元に準備して、オペレーターに荷物の現在位置が知りたいことを伝えてください。
日本郵便で追跡できる荷物の種類
書留などの郵便物
日本郵便で追跡できる荷物の種類として、まず書留などの郵便物が挙げられます。具体的には、以下の郵便物です。
・一般書留
・現金書留
・簡易書留
・特定記録郵便
・レターパック(ライト・プラス)
・レタックス
・配達時間帯指定郵便
・新特急郵便
ただし先述したように、手紙やハガキといった郵便物には追跡番号がつかない点にご注意ください。追加料金を支払い、書留などにすれば追跡も可能です。
ゆうパックなどの荷物
またゆうパックなど、郵便局が扱う荷物も追跡可能です。具体的には、ゆうパック、ゆうパケット、クリックポストの3つが挙げられます。
加えて、相手に荷物が無事に届いたことを知らせる「配達完了通知メールサービス」もあります。追跡サービスでは常にリアルタイムで荷物の現在位置を知ることはできないため、きちんと届けられたというお知らせがくれば安心です。
荷物だけでなく追跡サービスが利用できる郵便物なら、「配達完了通知メールサービス」が利用できます。
国際郵便
そして国際郵便も、追跡サービスが利用可能です。具体的には、EMS、国際小包、国際書留(保険付)の3つです。
ただし追跡サービスが利用できるのは、一部の国と地域に限られる点にご注意ください。以下のサイトから追跡サービスが利用できる地域を確認できます。事前に調べておくと良いでしょう。
参照:日本郵便「国際郵便の郵便追跡サービスに関するお知らせ」
荷物を追跡できない原因と対処法
お問い合わせ番号が間違っているから
荷物を追跡できない原因として、まずお問い合わせ番号が間違っていることがあります。お問い合わせ番号とは、伝票に記載されている12ケタの番号のことです。ランダムな番号が12ケタも並んでいるため、入力間違いはよく起こる事例です。伝票番号をよく見て、1つずつ正確に入力しましょう。
もし差出人からメールなどでお問い合わせ番号をもらっているなら、コピペするのが良いでしょう。ただし何度やっても追跡場所が表示されない場合は、差出人がお問い合わせ番号を間違っている可能性があります。一度差出人に確認してみましょう。
郵便局窓口以外で発送したから
また郵便局窓口以外で発送すると、荷物を追跡できない場合があります。追跡情報がデータに反映されるのは、荷物が郵便局に集荷されて発送処理が終わった後だからです。例えば荷物をコンビニから発送したりポストに投函したりすると、集荷の時間帯によって追跡情報が付与されるのが翌日以降になる可能性があります。
したがって追跡情報を早めに欲しい場合は、郵便局窓口から発送しましょう。もし窓口以外の場所から発送した場合には、少し時間を置いて再度問い合わせてみてください。
人為的ミスがあったから
さらに荷物を追跡できない原因として、人為的ミスの可能性も挙げられます。例えば郵便局職員が追跡情報を読み込んでいなかったり、発送処理が正しく行われていなかったりすることが考えられます。
その場合は、時間をおいて改めて問い合わせてみましょう。それでも改善しない場合は、差し出した郵便局窓口に直接電話するなどして確認してみてください。
荷物が発送されていないから
そもそも荷物が発送されていない場合は、追跡することができません。お問い合わせ番号は伝票や発送ラベルに記載されています。例えば大量の荷物を頻繁にやり取りする人の場合、伝票や発送ラベルを事前に手元に準備していることがあるでしょう。
一般的には荷物が発送されてからお問い合わせ番号が通知されますが、荷物の発送前にお問い合わせ番号を先に受取人に通知した場合、検索にかけても何も表示されません。
時間をおいても状況が改善しない場合は、差出人に荷物の発送が済んでいるか、確認することをおすすめします。
追跡サービスを上手に活用して、荷物のやり取りをスムーズにしよう!
日本郵便の荷物は、専用の追跡サービスを使うとおおよその現在位置がわかって便利です。荷物を待っているときは到着予定日のスケジュールを立てやすくなりますし、送った場合は受取人からの問い合わせにも応えやすくなるでしょう。
ただし一部使用条件があったり、すぐには追跡できなかったりすることがあります。原因と対処法を理解したうえで、荷物のやり取りをスムーズにしましょう。