ネコポスは土日も配送してくれる?利用方法やメリット・デメリットまで解説!
「ネコポスを使って荷物を送りたいけど、土日も配送してくれるの?」
とお悩みではありませんか?
本記事ではネコポスが土日に配送可能かどうかを解説します。ネコポス利用時のサイズや利用方法、メリット・デメリットまで紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
ネコポスは土日も配送してくれる
ネコポスは、土日や祝日でも配送可能なサービスです。またゴールデンウイークやお盆、年末年始といった日でも、荷物の集荷や配達を行っています。なお営業所によっては休業している場合もある点にご注意ください。
またネコポスは一般の宅急便と同じスピードで配達してくれます。発送場所や交通状況によりますが、発送した翌日、もしくは発送した翌々日と、1~2日で届くのがポイントです。下記の公式サイトに発送場所と到着場所の郵便番号、発送日を入れると、おおよその配達日がわかりますので参考にしてください。
ただしネコポスは時間指定ができません。上記のサイトで検索後に「お届け時間帯」が表示されますが、配達時間の指定はできませんのでご注意ください。
加えてネコポスは2023年10月より、順次「クロネコゆうパケット」へとサービスが移行される予定です。おおよその内容に変化はありませんが、変更点は下記の公式サイトからご確認ください。
ネコポスの利用方法
サイズと料金
ネコポス利用時のサイズと料金を確認しておきましょう。ネコポスは専用の箱などがないため、以下の規定内で梱包材を用意する必要があります。
・縦 23㎝~31.2㎝以内
・横 11.5㎝~22.8㎝以内
・厚さ 2.5cm以内
・重さ 1Kg以内
なおA4サイズが入る角型2号封筒はサイズオーバーとなってしまうため、ご注意ください。もし使用するのであれば、規定内に収まるように両端を折りたたんで発送しましょう。なお梱包材専門店なら、ネコポスにぴったりの梱包材が見つかるので、ぜひご活用ください。
加えてフリマサイトやオークションサイトなどを利用している場合は、厚さが3㎝まで許容される点も覚えておきましょう。
料金は契約ごとに異なりますが、全国一律です。例えばメルカリで発送する場合の料金は、税込み210円です(2024年1月現在)。
法人利用の場合
ネコポスを法人で利用する場合は、事前にヤマト運輸との契約が必要です。荷物の数量などで料金が決まるため、事前に申し込みをしておきましょう。なお事業ではない個人での利用はできませんのでご注意ください。
契約後、ネコポスを発送する際には「送り状発行システムB2クラウド」を利用します。ネコポスは荷物の投函完了後に受取人へ通知が送られます。よって送り主だけでなく、受取人のメールアドレスなどの情報を連携できるシステムが必要だからです。
システムで必要項目を記入したら、ネコポス専用の宛名ラベルが作成されます。荷物の外装に貼り付け、営業所に持ち込んだり、担当のセールスドライバーに集荷してもらったりして発送してください。
フリマサイトやオークションサイト利用の場合
フリマサイトやオークションサイトを利用してネコポスを発送する場合は、まず送料を出品者負担としてください。なおヤフオク!に関しては、受取人が送料を負担する場合でもネコポスを利用可能です。ただし出品者負担の場合は170円、受取人負担の場合は210円と、料金が変わる点にご注意ください。
アプリやサイト内でネコポスを選択したら、ヤマト運輸の営業やコンビニ、宅急便ロッカーPUDOを利用して発送しましょう。またメルカリアプリなら、集荷依頼をすることも可能です。
ネコポス利用時のメリット・デメリット
メリット1:受取人の負担が少ない
ネコポスを利用するときのメリットとして、まず受取人の負担が少ない点が挙げられます。なぜならネコポスはポストに投函できるサイズに設定されているため、基本的に受取人の郵便受けに配達されるからです。
よって受け取りのサインなどが不必要で、非対面で受け取りができます。また自宅に不在でも荷物を受け取ることができるため、受取人は配達時間を気にする必要がないのもメリットです。
メリット2:配送スピードが速い
またネコポスを利用するときのメリットとして、配送スピードが速い点も挙げられます。先述したように、ネコポスは通常の宅急便と同等の日数で配達されます。例えば発送場所と到着場所が同じ都道府県だった場合、発送の翌日には配達が可能です。
加えて土日や祝日などの週末も配達してくれるため、週をまたいでも配送が遅れることがありません。素早く荷物を届けたい、もしくは受け取りたい人にとって便利なサービスです。
メリット3:サービスが充実している
そしてネコポスを利用するときのメリットとして、サービスが充実している点も挙げられます。例えば補償サービス。万が一荷物が紛失・破損した場合、荷物1個につき税込み3000円の補償が可能です。メルカリやヤフオク!利用時も同様で、ラクマ利用時は10万円まで補償されます。
ただし条件なども設定されているため、ネコポス利用時には高額な商品を入れない方が良いでしょう。
加えて追跡サービスも利用可能です。お問い合わせ送り状(伝票)に記載されている番号を専用サイトで検索すれば、荷物の現在地がわかります。
デメリット1:最小サイズが決められている
ネコポス利用時にはデメリットもあります。まず最小サイズが決められている点です。小さな荷物を発送するのに便利なネコポスですが、縦は23㎝以上、横は11.5㎝以上の大きさが必要です。
したがってアクセサリーや冊子など小さな荷物を送る場合には、規定の箱に入れて発送しましょう。なおただ入れるだけでは箱の中で動いてしまうため、緩衝材を入れるなどして荷物を固定しておくことをおすすめします。
デメリット2:内容物によっては利用できない
またネコポス利用時のデメリットとして、内容物によっては荷物を送ることができない点も挙げられます。例えば現金やクレジットカード、再発行できない書類や信書といった重要な荷物は、ネコポスで送ることができません。
加えて補償額が3000円までとなるため、荷物の金額が3000円以上のものはネコポス利用を避けましょう。
どうしても上記の荷物を送りたいときは、現金書留や簡易書留などの利用を検討してください。
デメリット3:ポストに入らない場合は送れない
そしてネコポスを利用するときのデメリットとして、ポストに入らない場合は送れない点も考慮しておきましょう。ポストに入らない場合は、「ご不在連絡票」が投函されるため、受取人が7日以内に再配達の依頼をしなければなりません。受取人のポストが荷物より小さかったり、ポスト内に他の荷物が入っていて当該荷物が入らない場合も同様です。
よって規定内のサイズで発送することはもちろんですが、受取人のポストが荷物が入るサイズであるか、お届け予定日がいつ頃かなど、事前に確認しておくと安心です。
ネコポス以外の土日配送可能なサービス
ネコポスは土日も配送してくれますが、他にも土日配送可能なサービスがあるのでご紹介します。以下は主に日本郵便のサービスです。
・ゆうパック
・ゆうパケット
・レターパックプラス(ライト)
・クリックポスト
・速達
・書留、簡易書留
それぞれサイズや重さの規定、送料が異なるため、荷物の種類に合ったサービスを利用しましょう。例えば薄手の衣類1枚程度なら「ゆうパケット」や「クリックポスト」などが利用できます。一方で高額な商品券などは、補償が充実している書留が適切です。
加えて追跡サービスの利用の有無も確認しておくと、より安心です。詳しくは次の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
ネコポスのメリット・デメリットを理解して利用しよう!
ネコポスは土日や祝日でも配送してくれる、便利なサービスです。小さな荷物を送ったり、フリマサイトなどで商品を発送したりする際には、受取人の負担も少ない点がメリットです。
一方で最小サイズが決められていたり、ポストに入らない場合は再配達依頼が必要だったりするデメリットもあります。ネコポスのメリット・デメリットを理解したうえで、事前に荷物のサイズを確認し、スムーズな受け取りを目指しましょう。