荷物を早く届けたい!急ぎの荷物を届けるときに使える速達便サービス4選
オンラインショップの利用が増加している近年。ネットショップ運営やネットオークションを利用する中で、お客様から「できるだけ早く荷物を届けてほしい!」という要望があったり、スピードで競合に差をつけたい!と考える方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「お客様のニーズに応えたい」「早く荷物を届けたい」という方に向けて、おすすめの速達サービスを4つ紹介します。配達スピードや料金、適用地域などご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
日本郵政ー速達郵便
速達郵便は、手紙やはがきなどの郵便物やゆうメールを、より早く届け先に届けることができるサービスです。
とにかく早く送り先に荷物を届けたい場合や、締切ギリギリに差し出す方はこちらが便利です。
通常の郵送料にプラスして速達分の切手を貼り、郵便窓口へ差し出すかポスト投函で利用できます。
また、縦長の郵便物・ゆうメールなら表面右上部、横長の郵便物・荷物なら右側端に、赤い線を記入しましょう。
郵便物(手紙・はがき)
規定重量 | 追加料金 |
250gまで | +260円 |
1kgまで | +350円 |
4kgまで | +600円 |
※2023年月2月現在
ゆうメール(冊子の印刷物やCD・DVD)
規定重量 | 加算料金 |
1kgまで | +330円 |
※2023年月2月現在
速達郵便のメリット
速達郵便のメリットは、通常の郵便物と同じ工程で送ることができること。重量に合った郵送料を加算した切手を貼り、ポスト投函または窓口で発送することで、通常郵便よりも早めに相手に届けられます。
忙しい方は、郵便窓口に行かずに、コンビニに設置されているポストや近くのポストに投函するだけで速達が利用可能。
地域や交通状況によりますが、通常の速達より約半日早く届けられることが多いです。
速達郵便のデメリット
速達郵便のデメリットは、具体的にいつ届くかを明確にすることが難しいこと。通常の郵便よりも早めに届くのが速達ですが、ポスト投函の場合はポストに入った郵便物の収集時間や、差し出し地域と送り先によって届く日にちや時間が変わってきます。
到着日数は、郵便局公式ホームページの「お届け日数を調べる」というサービスで確認できるので、詳細を知りたい場合には確認することがおすすめです。
ただしこの日数は目安なので、参考程度にしましょう。
速達郵便の対象サービス
上記以外の、速達が付与できる郵便サービスは以下の通りです。
・郵便局の承認を受けた雑誌などの定期刊行物
・通信教育用郵便物
・点字郵便物、特定録音物等郵便物
・植物種子等郵便物
・学術刊行物郵便物
詳細は郵便局公式ホームページ(郵便局 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)をご確認ください。
日本郵政ー当日配達ゆうパック(エリア限定)
当日配達ゆうパックは、概ね午前中の差し出しで当日中に荷物を届けることができるサービスです。ゆうパックラベルを使用して発送します。
運賃は利用個数等の利用条件により、個別に設定されます。エリアが限られているので注意が必要です。
〈対象エリア〉
- 東京都(島しょを除く〒10~15地域、〒16~18地域、〒19~20地域)あて、大阪府内あて
- 上記以外の全国各地の引受郵便局が自ら配達を行うエリア内にあて
- 地域区分局が受け持つ地域内の集荷、配達を受け持つ郵便局の配達エリア内あて
料金 | 810~3,160円 |
サイズ | 60~170サイズ |
重さ | 25kg以下 |
※2023年月2月現在
当日配達ゆうパックのメリット
当日配達ゆうパックのメリットは、オプションでセキュリティサービス、保冷(冷蔵)および代金引き換えが利用できることです。
セキュリティサービスは、380円の加算料金で、引き受けから配達までの情報を記録し、万一壊れたり届かなかった場合に、損害要償額の範囲内で実損額を賠償してくれます。30万円を超える高価な内容物の場合におすすめです。
差出しの際に申し出のできる損害要償額は50万円までで、内容品の時価を超えての申し出はできません。
当日配達ゆうパックのデメリット
当日配達ゆうパックのデメリットは、エリアが主に東京都と大阪府での実施と限定されていること。エリアは限定されていますが、当日中に届けることができるのは魅力的なサービスです。
※ただし天候や交通事情などの理由により、送り先へのお届けが送れる場合がありますのでご注意ください。
ヤマト運輸ー宅急便タイムサービス
宅急便タイムサービスは、夕方までに預けた荷物を翌朝10時までに配達できるサービスです。あらゆる輸送手段で、より早く確実に時間内配達が可能です。
エリアによって預かり締切時間および指定可能なお届け日が異なります。また、預ける曜日(発送日が土曜・日祝日)によっても異なります。詳しくはヤマト運輸営業所(個人のお客さま | ヤマト運輸 (kuronekoyamato.co.jp))で確認しましょう。
品名に具体的な内容物の記載がないと、配送ができなかったり、遅延を及ぼす場合があるので注意が必要です。
料金 | 1,260~8,560円
(キャッシュレス決済の場合1,254~8,558円) |
サイズ | 60~200サイズ |
重さ | 30kg以下 |
※2023年月2月現在
宅急便タイムサービスのメリット
ヤマト運輸営業所への持込割があるので、発送のコストを少し抑えられます。持込割は荷物1個につき100円引きで、クロネコメンバーズなら150円引きになります。少しでも発送料金を抑えたい方には、おすすめです。
ヤマト運輸の責任で、荷物の紛失、破損、遅延が生じた場合は30万円までの補償があります。
宅急便タイムサービスのデメリット
遠方への配送では、航空機を利用する場合があります。航空機を利用する場合、通常の宅急便で取り扱いできないもの以外に、航空法で禁止されている危険物も送ることができません。配送できるものかどうか、事前の確認が必要なので注意しましょう。
また、冷凍・冷蔵(クール便)、一梱包の価格が30万円(税込)を超える荷物の発送は利用できません。
佐川急便ー飛脚航空便
佐川急便の飛脚航空便は名前の通り航空機を利用し、北海道から沖縄まで翌日に荷物を届けるサービスです。遠隔地への急ぎの発送に適しています。
翌日午前中、翌日午後、翌々日午前中に届けることのできる3種類のパターンがあり、料金に違いはありますが、発送者の都合に合わせて時間帯を選べます。
サイズ・重さ | 60サイズ
〜2kg |
80サイズ
〜5kg |
100サイズ
10kg |
140サイズ
20kg |
160サイズ
〜30kg |
翌日午前中 | 2,173円 | 2,272円 | 2,811円 | 3,878円 | 4,945円 |
翌日午後 | 1,914円 | 2,013円 | 2,552円 | 3,619円 | 4,686円 |
翌日時間指定 | 2,200円 | 2,310円 | 2,838円 | 3,905円 | 4,972円 |
※2023年月2月現在
※料金は関東ー関西間で記載しています。
飛脚航空便のメリット
飛脚航空便では損害賠償が30万円まで可能です。個人情報や高額なものに補償がつくのはありがたいですね。送り状の品名欄に、内容物や特別な注意事項が必要な場合記載し、担当者に伝えることを忘れないようにしましょう。
また飛脚航空便はクール便にも対応しています(対応は140サイズ以下)
飛脚航空便のデメリット
デメリットとしては、一人での扱いが困難な荷物は断られる可能性があります。また、大型の荷物や大量の荷物は、飛行機の積載量に制限があるので、事前に伝える必要があるので注意しましょう。
また航空便のため、搭載できない危険物は発送できません。送りたい荷物が輸送できるものかどうか、事前に確認しましょう。
オススメのお急ぎ配送方法
荷物の配送方法は、種類が豊富にあります。その中でも、急ぎの荷物の4つの配送方法を紹介しましたが、配送方法を決める際のポイントがあります。
荷物の特徴と配送方法を照らし合わせて検討してみましょう。
配送する荷物には、軽いもの、重いもの、発送する量などパターンはさまざまです。荷物の特徴に合った配送方法を選ぶことで、料金を抑えられたり、無駄を省くことができます。
荷物を早く届けられる配送業者を選ぶ際に、配送方法や料金だけでなく、他のオプションサービスなどの有無も確認してみましょう。追跡サービスや補償、冷蔵・冷凍品の扱いはあるかなどのサービスに着目すると、もしものときの対応に迷わず安心です。
以下にケース別のお急ぎの配送方法を紹介しているので、参考にしてください。
軽くて小さい荷物を急いで届けたいときは「日本郵政の速達郵便」
日本郵政の速達郵便は、軽くて小さい荷物の郵送におすすめです。対応している重さは郵便物は4kg、ゆうメールは1kgまでと軽いものに対応しています。また、安価に発送することができますよ。郵便窓口に直接手続きすることで、より早く安価に相手に届けることができます。
高価なものや貴重品を送りたいときは「当日配達ゆうパック(エリア限定)」
または「佐川急便ー飛脚航空便」
主に東京都と大阪府にお住まいの方には、当日配達ゆうパック(エリア限定)がおすすめです。
こちらはエリアが限定されていますが、380円の加算料金でセキュリティサービスをつけることができ、損害要償額の範囲内で実損額を賠償してくれます。差出しの際に申し出のできる損害要償額は50万円までで、内容品の時価を超えての申し出はできませんが、30万円を超える高価な内容物の場合におすすめです。
エリアが幅広く対応されているのは、佐川急便の飛脚航空便がおすすめです。損害賠償が30万円まで可能なので、高額なものに補償がつくので安心です。